安謝川河口米軍渡河地点 (浦添市勢理客)                    2006年11月撮影


 安謝川河口付近を同じポイントから撮影した。米軍の写真を見る限り、橋梁が破壊されている点と米軍の渡河施設が写っていないことから、渡河直前に撮影したもの(渡河は5月10日であるため安謝川北岸に達した9日の撮影か)だと思われる。公刊戦史にもあるとおり、河口側では徒歩で渡河できるような浅瀬が確認できる。実際に攻撃部隊である第22海兵連隊第3大隊K中隊のポール・ダンフェイ中尉以下45名の斥候が5月9日に写真中央の煙が出ている付近に徒歩で渡り、左に見える岩山付近まで進出している。
 現在付近は海岸部・河川部の埋め立てによって大きく変貌し、当時の面影は全くと言っていいほど失われた。唯一、写真の海側に突き出たような岩山が残されているのだが、すでにこの撮影ポイントからは確認できない。右の小さい写真にあるとおり、市街地に隠れるように存在(写真中央部の樹木のある部分)しており、その形状などは戦時中そのままであった。

                    本編 「安謝川渡河と天久台の戦闘」 を参照