嘉手納海岸比謝川河口2(中頭郡嘉手納町水釜)                 2008年11月撮影

                    
 「嘉手納海岸比謝川河口」の写真と同じ場所の写真であるが、この写真は物資揚陸中の舟艇を砂浜から撮影したものである。現在の比謝川河口は川幅がそのまま海に続いているが、当時は右の地図 (昭和23年の米軍作成地図) でわかるように大きな砂浜が対岸近くまでせり出していて、河口は非常に狭い状態であった。この砂浜を利用して沖合に停泊した揚陸艦等から上陸用舟艇に物資を積み替えて荷揚げしたようで、要求される膨大な物資の揚陸には不適であった。那覇港を使用できるまで大きな港湾施設もないがために、米軍は上陸早々に飛行場確保を目指したのである。ノルマンディー上陸作戦時に建設した人工埠頭の計画もあったようだが、台風を考慮して採用されなかった。
 撮影場所は現在では水中であるため、対岸である南側から撮影している。なお、この砂浜は戦後に河口拡張工事が行われて現在に至っている。