バックナー中将の最後の写真 (糸満市真栄里)                 2009年11月撮影
 
1945年6月18日第6海兵師団前線監視所(糸満市真栄里集落)における第10軍司令官バックナー中将(右端)の最後の写真である。
この真栄里地区は、日本軍歩兵第22連隊の守備地域であったが、前日の17日には歩兵第22連隊本部が爆雷攻撃を受けて連隊長以下が全滅しており、一応組織的戦闘を終了している。 しかしながら、一部の残存兵が頑強に抵抗を続けている状況で、バックナー中将はそのような中でのある意味強行的な視察であった。 中将戦死の原因には数々の説があり、今日に至っても確定するものがないが、当時この周辺の壕に潜んでいた日本兵(生存)の証言により、日付・時間・状況などがほぼ一致していることから、距離約200mからの小銃弾による戦死の可能性が強い。 この壕は現在では埋められているが、上記写真の左下にあった。
 写真のアングルは同じであるが、この中将の立っている部分はおそらく拡張して平に造成され土が盛られたたものと思われ、当時より若干高くなっているようだ。