真嘉比南側高地(クレセントヒル)から北を見る (那覇市真嘉比)        2010年11月撮影
   
  ハーフムーンヒル(真嘉比南側高地)とシュガーローフ(安里52高地)は首里西方戦線における最大の激戦であった。特にシュガーローフが米軍に確保された後も、このハーフムーンヒルの反対斜面は日本軍が頑強に抵抗し、結果として米軍は直接首里に進出する計画を捨て、首里の南側から日本軍を挟撃する方策を取らざるを得なかった。
 シュガーローフとハーフムーンとも戦後は那覇市郊外にあったため長く地形が残されていたが、このハーフムーンヒルは平成11年にこの地区の再開発によってほぼ完全に姿を消した。
造成前に遺骨収集が行われ、銃を握りしめた日本兵など多数の遺骨が収集されたのが唯一の救いであった。
 撮影場所はハーフムーンヒルの頂上部からであるが、現存したときも頂上部北側にあった真嘉比小学校校舎によって北側の視界が遮られていた。 したがってこの写真は真嘉比小学校のテラスから撮影させていただいた。 撮影方向は当時の写真と同じである。 草木もない荒涼とした台地から戦闘の激しさが覗える。 当時の写真中央下部に現在の真嘉比小学校が建てられている。