平安座島での浜比嘉上陸準備 (与那城町平安座)               2010年11月撮影
   
 米軍は金武湾にある4つの島、伊計・宮城・平安座・浜比嘉島には日本軍の施設の存在の可能性があると判断し、4月6日海兵隊水陸両用偵察大隊が調査を開始した。 4月7日0015、一番北の伊計島から上陸を開始し、続いて宮城島・平安座島へと上陸を果たしたが、日本兵の姿も、軍の施設もなくわずかな住民だけを確認している。 続いて浜比嘉島への上陸を行うが、この時は理由は不明ながら手漕ぎのゴムボートでの上陸となった。 写真はその際の状況でゴムボートを準備しているところであるが、この場所は当初平安座島の上陸地点 (島の東側で現在は石油精製施設) であろうと思われていた。 ところがその場所の背景がどの方向から撮影しても背景のようにはならない。 そこで背景を手掛かりとして島周辺を歩いたところ、平安座島西海岸に背景が一致する場所を確認した。 現在は護岸工事がなされて当時の面影はないが、この先には有名な海中道路が架かっている場所である。
 この場所は、浜比嘉島からは見えない場所で、米軍は一応浜比嘉島に日本軍が駐留している場合を考慮してこの場所を選定したのであろう。 それにしても、何故上陸した場所で準備して浜比嘉に向かわなかったのか、その理由が不明である。