うるま市石川と石川岳場 (うるま市伊波)                     2007年11月撮影

 石川地区は4月3日から4日にかけて第6海兵師団の先遣部隊が進撃しており、4日には概ねこの地域一帯を確保し、日本軍を正面に見える石川岳に追い込んだ。この時の様子を日本軍兵士の手記などで読むことが出来るが、水田の中に点々と日本兵の遺体が残されていたという記述などからかなりの速度で追撃されていたことがうかがえる。写真では米軍兵士が完全武装でありながら銃を肩に架けていることや兵員数などから、占拠から時間が経過した頃の撮影だと考えられる。
 石川岳では嘉手納方面から後退してくる特設第1連隊の将兵などを第4遊撃隊長の岩波大尉が収容し、士気の高いものに対して食糧を支給するなどして戦意の向上に努めたという。4月4日は終日米軍の砲撃を受け、その後も米軍の増強状況を確認できたために、4日夜には石川岳を出発して恩納岳へと転戦した。
 現在の写真の撮影場所は実際には左へ30mくらいのところであるが、その場所は私有地であり立入が不可能であった。ピンクとベージュ色のアパートの建つ場所は、当時の写真では右中央の松林(兵士2名が歩いてる向こう側)にあたる。