勝連半島監視哨(具志川市川田)                    2010年11月撮影
   
写真の説明では「勝連の司令部壕」とされている。 場所は勝連半島の付け根にあたる具志川南西部であるが、この地区は独立歩兵第12大隊第5中隊が配置されていた。 しかしながら中隊指揮班(本部)は具志川部荷北側高地にあってこの場所ではない。  当時の写真を見れば、中城湾を見下ろし、交通の要衝を監視できる場所である。 通常司令部はこのように上空や地上から暴露した場所に建設されることはない。記録によればこの場所は独立歩兵第12大隊第5中隊の守備すべき地域内の最南端にあり、おそらくは敵情を監視するための監視哨であったと思われ、 交通壕に繋がれて3箇所で監視任務に当たれるように構築している。 米軍の写真には「勝連半島内にある司令部壕」という記述のついた写真が多数残されているが、いづれも監視哨と思われる写真である。
 写真は川田交差点で、現在も県道16号線と県道33号線の交わる交通の要衝である。 海は埋め立てられ現在の写真では確認はできない。 この写真は壕のある位置から右手約30m付近から撮影した。 壕の位置が植生に覆われ視界が利かなかったこと、私有地で住宅が建設されていることから、場所をずらして撮影している。