牧港旧道橋 (浦添市牧港4丁目)                      2007年11月撮影


 牧港周辺は戦前には写真のような大きな岩礁が多く、主要な道路・軽便鉄道などはその地形を掘削するか迂回して構築された。写真は現在の国道58号線の一筋南側を走る旧道であるが、現在は橋もなく、地図からその道路の形状が確認できるだけである。戦時下に米軍は爆破された橋に代わって架橋を行い、更に道路を急速に拡張したが、前線への武器弾薬・食糧等の大量輸送には不十分と判断し更にこの場所のすぐ北側にもう一本車両用架橋を行っている。
 しかしながら、この旧主要道は道幅も狭く拡張も困難であったために、米軍はこの橋の南側に新たに橋を建設して、主要幹線道路を新たに建設したのである。その道路は右の地図で「メディカルプラザ牧港」のところにある橋を渡る道路である。この道路が「R−1」と呼ばれて戦後沖縄の最大の幹線道路であった。
 その後、この道路も手狭になったため、現在の国道58号線が新たに建設され、近年は高架となり付近の風景は一気に変貌した。