真嘉比南側高地を西側から見る (那覇市真嘉比)                  2008年11月撮影

                               
 真嘉比南側高地(ハーフムーン)を南西側から見た写真。 草木のほとんどない荒れ果てた写真から戦闘直後の写真であると思われる。 戦闘については前述の 「真嘉比南側高地(ハーフムーン)の戦闘」 で記述しているとおりであるが、5月31日の日本軍の南部撤退開始まで日本軍が死守した丘である。 この丘は北側斜面(米軍側)は比較的緩やかな勾配で、戦車も頂上近くまで進出できるが、その稜線を越えて南側は斜度のきつい斜面であって戦車の通過は不可能であった。 日本軍はこの地形を利用して南側斜面(日本軍側)に陣地を構築して、稜線を越えて接近する米軍歩兵をことごとく撃退した。 この真嘉比南側高地を5月31日まで日本軍が確保出来たことで、首里地区の日本軍は西側からの米軍の包囲を阻止し、主力部隊の南部撤退を辛うじて成功させたのである。   写真の場所は、当時の写真に写る白く見える道路を米軍撮影の航空写真から割り出して、現在の地図に投影することによって撮影ポイントを割り出した。