恩納村万座毛 (国頭郡恩納村恩納)                     2007年11月撮影

 写真は占領地域を視察する米第10軍司令官バックナー中将(右)と、第3海兵軍団司令官ガイガー少将である。この恩納地区は進撃する海兵師団が4月6日頃には通過・占領しているので、それ以降の写真だと思われる。観光スポットでもある万座毛のこの場所には白い鳥居があったが、戦後台風で倒壊したために現在では写真のように岩だけになっている。 この万座毛は米軍兵士達にとっても風光明媚な景勝地であったらしく、戦時中に後方地域となってからは米軍将兵の休暇はこの地域で過ごしていたという。実際に恩納岳に立て籠もった日本軍は、万座毛の芝生の上で寝転がる米兵達を双眼鏡で見て実に悔しい思いをしたという手記が残されている。
 現在の写真の背景の白い建物は万座ビーチホテルである。この場所に立ってみると、当時の従軍写真家達は脚立なりを持って活動していたことがわかるのである。どうしても同じアングルで撮影は出来なかった。