首里城から見た那覇市 (那覇市首里城内)                 2007年11月撮影

 若干上下のアングルが異なるが、方向はほぼ一致している写真である。
 この写真は首里城内の 「西のアザナ」 という展望台から撮影した。現在の写真左端にグランドが見えるのが那覇市立松城中学校で、遠方の太陽の光が当たっている場所が那覇市壺屋付近である。当時の写真の中央左に盛り上がる場所が現在の繁田川1丁目付近となる。
 場所は多少異なるが、首里城地下の沖縄第32軍司令部第4坑 (出入口でこの場所の前方下約50m付近) は、唯一那覇市が遠望できる場所であり、司令官他が外の空気を吸うために訪れた際に那覇の風景を見て心を和ませたという。その時に目にした風景がこの当時の写真の風景であったことであろう。 
 沖縄戦を考えるとき、現在の地形や都市化された町並みの中に居ると、どうしても当時の様相が頭に浮かばない。概ね当時の沖縄はこの写真のような風景で、農村の広がるのどかで平和な島であった。