安里52高地4(シュガーローフ) (那覇市おもろまち1丁目)           2007年11月撮影

    
 写真右奥にみえる小山が「シュガーローフ」であり、その左に見えるなだらかな丘が「チャーリーヒル」である。海兵隊の攻撃の大半はこの方向から「シュガーローフ」に向かったが、写真のようにその間は弾を避けるもののない全くの開豁地であった。そのため写真右側に見える小さな地隙などを利用して接近を図った。写真にある火器は日本軍の速射砲であると思われ、日本軍がシュガーローフ前面に展開する戦車・装甲車を側面から射撃しようとしたことがわかるが、実際は圧倒する米軍の戦力に対しては前面での反撃はほとんど出来なかったようだ。
 この小さな丘を約7日間にわたり攻撃を続けたために、シュガーローフ上は海兵隊員の遺体で埋まり、最後には戦友の遺体を踏まずには頂上に立てなかったという記述も見られる。
 現在の写真で白い給水タンクのある場所が安里52高地(シュガーローフ)である。現在は公園化されて展望台が併設されるなどして保存されるようであるが、左にある「チャーリーヒル」はすでに整地されて現在はデューティーフリーショッパーズ(DFS)が建設されている。撮影場所はほぼ同じ場所だと思われるが、今後この先方にビルが建設される予定であり、ここからは今後「シュガーローフ」も見えなくなる。