泊小学校裏手から那覇市を見る (那覇市上之屋1丁目)               2008年11月撮影

                               
 第6海兵師団第22海兵連隊は5月14日にこの場所に進出して来た。 那覇市を眼前にして一気に進出を企図したが、東側に位置する「シュガーローフ」(安里52高地)で激戦に陥ったために、戦線は膠着した。 この丘から降りたのは5月19日頃からであり、さらに安里川を渡河して那覇市に進入したのは5月25日であった。
  当時の写真では兵士が帽子を着用していることから、すでに近接戦闘は終了している状況であり、おそらく戦線は那覇市に拡張されているころだと思われる。 松の木の下に撮されている鉄筋の建物が当時の泊小学校で、写真からも直撃弾に被弾していることが見て取れる。 この付近は琉球松の生い茂る美しい台地で、当時の泊小学校の生徒の格好の遊び場であったそうだが、戦争でその姿を失った。 
  現在は再開発によって官公庁の建物と新しく造成された宅地となり、ほとんど当時の面影をとどめてない。 撮影場所は30mほど北側(写真の左側)であるが、この場所はすでに削られており、那覇市が見下ろせる小さな公園から撮影した。