北(読谷)飛行場の米軍(中頭郡読谷村座喜味)                      2008年11月撮影

                    
 写真は「読谷飛行場」との説明がつけられた写真であるが、どの地点であるかの判定がなかなか出来なかった。そこで着目したのが影の方向であった。日中の影の位置を考慮して概ね北の方向を割り出し、いろいろな角度から米軍の偵察航空写真、終戦直後の米軍作製地図を見比べた結果、現在の写真の立ち位置と判断した。当時も今も、この飛行場地区に接している集落は「座喜味集落」であり、当時の写真後方に見える民家がその一部であると思われる。ただし、撮影ポイントは現在の写真の撮影ポイントよりも後方約80mになると思われるが、その場所は背丈よりも高い雑草に覆われており、撮影不可能であったために前方の旧主滑走路北端のところで撮影している。
 「読谷補助飛行場」の概略の歴史は、「北(読谷)飛行場飛行場本部」の項で述べたとおりであるが、返還されたとはいえ、その広大な土地のほとんどは耕作地と未整備の荒れ地が大半である。荒れ地の中にはおそらく当時、住民や軍人が突き固めたであろう土地が残されており、当時の苦労を偲ぶことが出来る。