軽便鉄道与那原駅 (与那原町与那原) 2005年12月及び2006年11月撮影
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![]() 写真は軽便鉄道与那原駅の状況である。上記の184歩兵連隊G中隊が市内に侵入した際にはすでに「廃墟であった」記述があり、この駅の惨状は攻撃準備射撃などの集中砲火によるものであろう。一見すると復元不可能に思える駅舎であるが、実はこの後基本的な柱などはそのまま使用されて現在に残されている。現在は「JAおきなわ」の建物となり増改築されて当時の形状はほとんどわからないが、実はこの建物の裏側に当時の駅舎の構造を見ることができる。それが右の写真である。確かに狭い柱の間隔などは当時の面影を残すものである。尚、与那原駅の背後に見える丘が「スプルースヒル」であり、焼け野原ではあるが言葉どおりに木々が残されている。現在はこの丘には与那原町役場等が建てられている。 当時の撮影ポイントは更に左後方であるが、この周辺は狭い道に住宅地や商店が密集しており、これよりも後ろに下がることはできなかった。また後方には「スプルースヒル」があるのだが、建物の陰で見ることができない。 |