座間味島上陸2 (座間味村座間味)                    2006年11月撮影

 「座間味島上陸1」と同じ海岸での上陸シーンであるが、兵士は水陸両用戦車から下車した直後で座間味集落の状況を窺っている様子から、上陸第1波の上陸シーンではないかと思われる。公刊戦史でも座間味島上陸の場面の冒頭で「水際から5mのところに石垣があり、水陸両用戦車は進撃できず、兵士は徒歩で前進を続けた」という一節がある。写真はまさにその一節と合致する。「座間味島上陸1」の写真でも多くの水陸両用戦車が海岸線に乗り上げられているが、それはこの石垣の存在が理由なのである。
  この写真は上陸海岸を東から西に向かって撮影した。座間味集落正面に上陸した米軍は概ね3つの部隊に別れて進撃している。1個は集落を通り抜けて高月山方向(詳しくは「座間味島上陸1」)、そして残りの2個部隊は集落を通り抜けて写真に見える山に向かって進撃した。この山の裏手には阿真という集落があり、西方からの日本軍の接近を警戒してのことであろう。
  現在は砂浜は消え去っているが、上陸海岸の景観はそれを除けば当時のままであると思われる。